映画感想「風の谷のナウシカ」★★★★★
タイトル:「風の谷のナウシカ」
公開日:1984
監督:宮崎駿
2時間
@鑑賞日:2020.6.27
@評価:★★★★★
言わずと知れたジブリの名作。
めちゃくちゃ面白かったです。
16年経っても面白いので、たぶん100年経っても面白い。不朽の作品。
いまさら自分が語るところなんて無いというほど語り尽くされてると思うので、個人的に感じたところを書き散らします。
◯強大な自然を前に人類はなす術もなく身を任せるのみ、そうあるべきである
腐海を焼き尽くそうとする行為は今まで幾度も人類は試みたがその尽くは失敗し王蟲の怒りを呼び起こしている 自然が腐海を生み出したのならそれに従うことが唯一の生き延びる道であり、争うことは滅びに繋がる
自然崇拝みたいな考え方かな…?
◯この世界の人類、殺すことと破壊することしか選ばない
腐海は人類の汚した自然を綺麗にしてくれているのに人類は腐海を燃やすことしか考えていない、燃やした後に待ってるのは浄化されなくなった自然による自滅しかないだろうにな
もう殺さないで!と訴えるのはナウシカのみ
共存という選択肢を取れるのは彼女だけなのだ・・
◯人類は絶滅の危機に瀕しても協力はせずに戦争を繰り返す愚かさを捨てられない
トルメキア(クシャナの国)とペジテ(アスベルの国)は戦争状態にある。残された人々で手を取り合うのではなく、資源の奪い合いで争いを続けるとは…人類は愚か
◯大ババ様、だいたい真実しか言わない
最初はなんだこの胡乱なこと言ってるうさんくさい婆ちゃんは、となるのですが、次第にこの婆ちゃんの言葉に味わいが出てきて最後にはかなり好きになっちゃった
◯ユパ様強すぎ
1人で船に乗り込んで制圧するとか強すぎんか?剣術無双じゃん・・剣禅一如かよ・・
登場キャラの割合に妙にジジイが多い作品だな、いいけど
◯ちっちゃい王蟲、かわいい
かわいいいよね
◯ナウシカの肌色タイツ
ノーパンで空を飛ぶ姫様かと思ったぜ、焦った
◯トルメキアの輸送船、耐久力低すぎ
なんて脆い船なんじゃ…
面白かったです。ジブリ作品随一の好きかも。名作。