映画感想「ONE PIECE FILM Z」★★★★☆

タイトル:「ONE PIECE FILM Z」

公開日:2012

監督:長峯達也

主演:田中真弓(モンキー・D・ルフィ)

主な出演者:大塚芳忠(ゼット)、岡村明美(ナミ)、中井和哉(ロロノア・ゾロ)

108分

@鑑賞日:2022.08.25

@評価:★★★★☆

 

あらすじ(Amazon.co.jpより引用)

海賊滅亡の危機 ――― “新世界"消滅! ?

“偉大なる航路"後半の海、“新世界"のある島に不気味なマークを掲げた一行が、乗り込んできた。
首謀者は、元海軍大将・ゼット。“NEO海軍"を名乗る彼らの目的は、古代兵器にも匹敵すると言われる巨大なエネルギーを持つ鉱物・ダイナ岩を盗み出すこと。
部下のアイン・ビンズと共に、ダイナ岩の奪取に成功した時、“全海賊抹殺"を企むゼットの“新世界"を揺るがす壮大な計画が動き出す…。

一方、“新世界"を快調に突き進む“麦わらの一味"。そこへ突如として現れたのは、右腕に大型の武器を装着し、傷だらけで漂っていたゼットであった。
その異形の武器を警戒しつつも、ルフィたちはゼットを介抱する。しかし、意識を取り戻したゼットはルフィたちが海賊だと分かると、有無を言わさず襲い掛かってきた。
迎え撃つルフィたちだが、その海賊への憎しみが込められた迷い無き猛攻を前に圧倒的に打ちのめされ、サニー号は半壊。仲間は敵の能力に侵されてしまう。
そんな中、更に襲い掛かる海軍本部の“正義"。そして、海軍を離れながらも、ひそかに一味の動向を追う青キジ。
次々と迫る強大な力を前にしても決して立ち止まらぬルフィたちは、やがて“新世界"の運命を賭けた戦いへと臨む! 今、史上かつてない死闘が繰り広げられようとしていた――。

 

 

大将やめたあとの青キジが終始いい味出してますね、、第二の主人公かよ、、、

赤犬と決闘後の青キジあんまり出番なかったと思うので、こいうところで補完されると嬉しい。

ゼット陣営と海軍と麦わらの一味の3すくみになってますが、青キジがそこでさらにアクセント加えてる。いい味。

ワンピースの映画はボスをルフィが、敵幹部2名をそれぞれゾロとサンジが戦う展開をやってくれるのが王道なんだけど嬉しい。本編ではもうこういうシンプルな対戦カードは少なくなってきているので…

敵幹部のモドモドの能力者の人の声が棒で違和感ちょっとあるくらいで、概ね満足できる作品でした。面白かった〜

 

 

ネタバレ有り雑記

〇ネオ海軍ってネーミングやばくないですか?やばいですよ先生!

〇ボスキャラと複数回戦う展開は「なんで1,2回目の時点で敵はトドメ刺してこないの?」というがまあ〜・・・ありがちなので気にしてもしょうがない感じある。

同じボスと戦うのならもっとダレてもおかしくないけど終盤のテンポの速さもあって個人的にはあまり気にならなかった。

〇ゾロやサンジ以外のメンバーにもそれぞれ役割がきちんと用意されているように見えました。ウソップが足止めやマグマ回避の便利アイテムを出してたり、フランキーは船の修理にこなしてたり(その分出番減ってるかもですが)と各メンバーの力を活かしてこの脅威を乗り切った感があります。

〇フランキー将軍を冷めた目で見るナミとロビン。味がしなくなるまで擦っていい

〇ゼットのバトルスマッシャー(ゴツい腕)なくなったあとの泥臭いガチンコ勝負好き。Fate/HFラストの殴り合いみたいなのでああいう殴り合いがすき。

〇海軍って大して役に立ってないくせにデカい顔してますよね?なんだろうね。でも思い返すといつもそうかも。