映画感想「ONE PIECE FILM RED」★★★★☆

タイトル:「ONE PIECE FILM RED」

公開日:2022

監督:谷口悟朗

主演:田中真弓(モンキー・D・ルフィ)

主な出演者名:塚佳織/Ado(ウタ)、池田秀一(シャンクス)

115分

@鑑賞日:2022.09.03

@評価:★★★★☆

 


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あらすじ(Amazon.co.jpより引用)

世界で最も愛されている歌手、ウタ。素性を隠したまま発信するその歌声は“別次元”と評されていた。そんな彼女が初めて公の前に姿を現すライブが開催される。色めき立つ海賊たち、目を光らせる海軍、そして何も知らずにただ彼女の歌声を楽しみにきたルフィ率いる麦わらの一味、ありとあらゆるウタファンが会場を埋め尽くす中、今まさに全世界待望の歌声が響き渡ろうとしていた。物語は、彼女が“シャンクスの娘”という衝撃の事実から動き出す。「世界を歌で幸せにしたい」とただ願い、ステージに立つウタ。ウタの過去を知る謎の人物・ゴードン、そして垣間見えるシャンクスの影。音楽の島・エレジアで再会したルフィとウタの出会いは12年前のフーシャ村へと遡る。

 

ワンピース映画ストロングワールドからスタンピードまで観てきたので、満を持してFILM RED見てきました。

はっきり言って今までのワンピース映画と比べるとかなり異質な映画だと思います。

この映画オリジナルキャラのウタが完全に話の軸であり、ウタと、ルフィ・シャンクス、あとは「それ以外の要素」でしかないくらい、とにかくこの映画ではウタが中心。

「ワンピースの映画じゃなくてウタ(Ado)のライブじゃねーか」と揶揄されるのも、まあ理解できるくらいにはウタ中心。

麦わらの一味も、海軍もCP9もローなどの海賊も出ますが、かなり薄味です。

この映画を観た人の感想はとにかく「ウタをどう思うか」に終始していると思います。

Adoではなくウタなのですが、Adoの歌が苦手な人・Adoが好きではない人にとっては終始ウタ(Ado)の曲を聴かされるのでクドく感じるかもしれません。

 

映画を視聴した時点では「なかなか良かったけどこれぼくがAdo好きじゃなかったらこうはならんだろうな」くらいだったのが、

ネットで感想やら情報を読み込むとああそういうこと、と色々思い返してみてだんだんとウタの心情や振る舞いが少しわかったように思います。

映画だけだとウタというキャラクターを描くには尺が足りていない印象があり、個人的にはハイコンテクストな作品に感じました。

Adoではなくウタというキャラクターとしてフラットな気持ちをもって観るといいんじゃないでしょうか。

ウタというキャラクターと、曲の良さを含めていい映画でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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