映画感想「コードギアス 復活のルルーシュ」★★★★☆
公開日:2019
監督:谷口悟朗
主な出演者:櫻井孝宏(枢木スザク)、紅月カレン(小清水亜美)、シャムナ(戸田恵子)、シャリオ(村瀬歩)
2時間
@鑑賞日:2020.6.9
@評価:★★★★☆
コードギアスは無印・R2・アキトを視聴済み。劇場版の反逆三部作も映画館で観た。
ただ、いざ新作!復活のルルーシュ!というのがどうにも見るのが怖くて、あの完結で新作はいるのか・・・?いやいらないのでは・・?という気持ちを拭い切れないままボヤボヤしてたら上映が終了してて悲しかったです。
コロナウィルスの影響か109シネマで上映してくれてたのでありがたく見させて頂きました。見る決心もついてたので渡りに船とはこのこと
劇場版の反逆のルルーシュ三部作(以下劇場版)の続編となっています。そのため、アニメ版とは違う世界線での話のよう。劇場版はオリジナルのブラッシュアップ版のような作りで、学園編パートをごっそりカットしたり、マオの存在が消されていたり、シャーリーの扱いが激変したりといろいろ変わってます。全体的にルルーシュとC.C.の2人に比重が寄ってるというか、テーマを絞ったような感じ。
復活のルルーシュでもその流れを汲んでいるようです。特にC.C.をメインに据えた作品で、実質主人公はC.C.ではないかと思えるほど。C.C.好きなのでこれはよい作品だと確信を得られましたね・・・。
続編ではありますが、フワッとした印象を述べると「夏の特別編映画みたい」という気持ち。本編には影も形もなかった存在が無から生えてきて、本編ではありえなかった組み合わせで劇場版オリジナルのボスキャラをぶっ飛ばすイメージ。だいたいこんな感じ。
観る前はR2後の作品は蛇足になるんじゃないかと危惧していましたが、結果的には観て良かったです。面白かった。
ネタバレありで印象強かったところ。
◯扇おまえ、制作側からメッチャクチャ気使われてるじゃん・・・描写に細心の注意を払われてるよ・・・
責任感じて自害しようとするとかなかなか覚悟決めてんじゃん、まあ俺は許してないけどな
◯序盤の魂の抜けたルルーシュをC.C.が甲斐甲斐しくお世話してるところ最高じゃない?見えない性癖の扉が開きそう、最高じゃない?
◯死にそうな体だったくせにルルーシュ見た途端急にボコボコに殴り出すスザク怖すぎて笑った、口より先に手が出るにも程があるだろ
C.C.が駆けつけて「これは私のわがままなんだ!」って言われた途端にスン…と落ち着くのも怖かった、急に落ち着くんじゃない
◯敵方ボスのシャムナの死に戻りギアス強すぎる
攻略法どうすんねんと思ったら「C.C.はギアスの影響を受けない!だから作戦をC.C.に選ばせることで突破する!」って打開策はわかるようでわからなかった・・・つまりどういうことだ・・・?まあいいんですけど・・・
◯ランスロットと紅蓮が出るかと思ったらなんかようわからん爆撃兵器が出てきて、こんなん乗ってこないでいつもの機体乗って来いよ~~からの武装パージで中から登場
いやカッコいいけどさっきまでピンチだったんだからもっと早くパージしてお披露目しても良かったのでは
ランスロットと紅蓮のアクションパートはもっと尺が欲しかったかも
◯コーネリア殿下、敵の将軍に包囲されて防戦一方だったのに、ゼロからナナリーを救出完了したので総員撤退するように!これがゼロとしての最後の命令である!と言われてから本気出して敵をぶっ飛ばし始めるんですね
「せっかくここまで来たし敵の将軍討ち取ってくるわ、お前らは帰っていいぞ」とか言っちゃうのも話聞いて~~~ゼロの最後の命令だよ~~~!?!?となるし、ギルフォード達も「お供します!!!」とかやっちゃうし誰もゼロの話聞いてないのウケる
そんでそのまま数機だけで敵の包囲を粉砕して敵将を討ち取るコーネリアが心底強すぎる、お前らだけは何のギミックもなく素の出力だけで圧倒的不利状況から逆転して敵将討ち取ってるからなヤバすぎるだろ でも命令は聞いてくれ
C.C.が可愛かったので良かったです。あとぼくはやっぱりコードギアス好きだなって再確認できた。観て良かった