映画感想「スーサイド・スクワッド」★★☆☆☆
タイトル:「スーサイド・スクワッド」
公開日:2016
監督:デヴィッド・エアー
主演:マーゴッド・ロビー(ハーレイクイン)
主な出演者:ウィル・スミス(デッドショット)、ジャレッド・レト(ジョーカー)
2時間
@鑑賞日:2020.7.4
@評価:★★☆☆☆
DC映画シリーズ第3弾。バットマンvsスーパーマンのあとの世界で、メタヒューマン(超人)がいることが明らかな以上それに対抗する手段が必要だ!とアメリカの偉い人(アマンダ・ウォラー)がチームを結成。その名もスーサイド・スクワッド。
獄中の犯罪者に首輪をつけてチーム結成、1人でも危ないヤバい奴らなのにそんなのが集まっちゃったらいったいどうなっちゃうの〜〜!??!???というあらすじだけ聞くと面白そうだったので観てみました。
まず出てきたのは、たしかにハーレイクインのビジュアルも良かったし、彼女のキッチュな雰囲気とクールなBGMが相まってハーレイクイン紹介PVとしてはまあまあ評価されるかもしれん、という正直な感想。
ただ、映画としてはヴィランの面子がいまいち魅力に欠けること、「そんで結局何が言いたかったの?」となるような中身のなさを感じてしまいました。前作、前々作ではあんなにゴチャゴチャ詰め込んでたのに…まあ前作もよくわからんかったけど…
ヴィランのメンバーの紹介で尺を割いたわりには、ハーレイクインとデッドショット以外はどうにもパッとしない…個人的にはディアブロとかいう炎使いも好きだけど…という印象が拭えない。
ハーレイクインはカワイイしデッドショットはウィルスミスだしで好きなんだけど、あとはカタナとかいう日本人の刀使いの人も結構好き。
アメリカ人の考える日本人がアメリカ人の考える日本語喋ってるから、こいつが喋るたびに笑える。アベンジャーズエンドゲームのホークアイの時にも同じようなところあったけど、アメリカ人はネオンのギラギラした日本の街好きすぎじゃない?
敵はまさにメタヒューマンでスーパーパワー特盛なのに、こっちのヴィランたちは頭のイカれただけの女とかブーメランのうまいおじさんとかがいるから、「こいつらメタヒューマンに対抗してあてるには無能力者すぎないか?」と思った。
無能力者ではあるけど、悪人なので当然のように扱いにくいしタチが悪すぎる。すぐ逃げようとするし隙あらば殺そうとしてくるしわざわざこいつら使わなくて良いでしょ…
前作バットマンvsスーパーマンからこの映画に繋がってるので観たけど、正直あんまり観なくても良かったかもしれん。